関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートが13日発表した2022年3月期連結決算は、純損益が302億円の赤字(前期は345億円の赤字)だった。16年の民営化後初の赤字に転落した前期より損失額は縮小したが、2年連続で大幅な赤字となった。新型コロナウイルス流行で国際線の旅客需要が蒸発し、国内線も回復が鈍かった。

 政府は10日、訪日外国人観光客の入国手続きを約2年ぶりに再開し、訪日旅客回復への期待が高まっている。ただ山谷佳之社長は記者会見で「回復が本格化するのは年度後半からで、23年3月期も赤字は残る」との見通しを示した。