岡山県高梁市の山中で2020年7月、知人の無職川上馨さん=当時(59)=を穴に埋めて殺害し、現金やキャッシュカードを奪ったとして強盗殺人罪などに問われた建築業宮岡龍治被告(68)は13日、岡山地裁(宇田美穂裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容の一部を否認した。殺害したと認めた上で、強盗目的はなかったと否定した。

 弁護側は強盗殺人ではなく、殺人と窃盗の罪にとどまると主張した。

 検察側は、被告は過去に川上さんの金を盗んでトラブルになり弁償のため内縁関係にあった女性に借金をしたが、女性から返済を迫られていたと指摘。川上さんを殺害して金品を奪おうと考えたとした。