【北京共同】中国の魏鳳和国務委員兼国防相は12日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、台湾について「祖国統一は必ず実現する」と表明し「軍事手段も放棄しない」との考えを示した。台湾を支援するバイデン米政権に「内政」に干渉しないよう警告、対抗姿勢を鮮明にした。台湾統一を訴えることで、国内で習近平指導部の求心力を高める狙いもありそうだ。

 魏氏は、台湾独立の行動があれば「代価を惜しまず、最後まで戦う。死に至る一本道だ」と強調。主権と領土を守る中国軍の揺るぎない決意を見くびらないようけん制した。一方で「平和統一に最大限の努力をしている」とも述べた。