新型コロナウイルス感染拡大などに備えた政府の感染症法改正案の概要が判明した。国や自治体が病院など医療機関と事前に協定を結び、感染症流行時に病床確保を指示できるようにすることが柱。医療提供体制を円滑に整備するため行政の権限を強化する狙い。従わない場合は病院名公表などを検討する。秋に見込まれる臨時国会への提出を目指す。政府関係者が11日、明らかにした。

 昨年夏の流行「第5波」などで感染者の急増に病床確保が追い付かなかった反省を踏まえた対応。病院がコロナ病床と申告しながら受け入れなかった「幽霊病床」も問題になった。