ロシアが制圧したウクライナ南東部マリウポリのボイチェンコ市長は、衛生環境の悪化でコレラや赤痢といった感染症が流行し、今年末までに同市で死者が1万人に上る恐れがあるとの懸念を示した。ウクライナメディアなどが10日、伝えた。

 ボイチェンコ氏は「市内には多くの遺体が埋葬され、気温も上昇している。感染症の発生が大幅に増えている」と話し、国連などに「人道回廊」の設置を求めた。ウクライナ側は水や電気、ガスの供給が依然不足しているとしている。

 英国防省も10日、マリウポリでコレラが流行する可能性があるとの分析を発表した。(共同)