【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は10日、米国に向かう航空便の乗客に求めていた搭乗前の新型コロナ検査の陰性結果の提示を12日から不要にすると発表した。国内でワクチンや治療薬が普及、重症化や死亡のリスクが下がり「流行が新たな段階に入った」と措置変更の理由を説明した。

 出発前3日以内に検査を受け、症状があれば旅行を控えるよう推奨を続ける。危険な変異株の発生など状況が変われば提示義務の再導入を検討する。

 米航空会社の業界団体は「米国に向かう空の旅の需要を回復し、観光産業で成り立っている地域の経済にも好影響をもたらす」と歓迎する声明を発表した。