福井大の研究者が、学術誌に投稿した自分の論文の「査読」に関わった疑いがあり、大学が事実確認のため2月に調査委員会を立ち上げていたことが分かった。福井大が10日、明らかにした。学術誌の出版社は既に不正を認定しており、大学側に論文の撤回を通知するメールが送られてきたという。

 大学によると2月に「査読者と論文の執筆者がやりとりをしていた疑いがある」との情報提供があった。

 査読は、投稿された論文の妥当性を同じ研究分野の専門家らが評価する仕組み。一般的に査読者は匿名で、投稿者が査読に関わることは不正とされている。