岸田文雄首相が8月に米ニューヨークで開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議への出席を検討していることが分かった。出席すれば、日本の首相としては初めてとなる。同月初旬に演説する案を想定。「核兵器のない世界」実現に向け、核兵器保有国と非保有国の間の合意形成を図る橋渡し役としての取り組みを本格的に始動したい考えだ。政府関係者が10日、明らかにした。

 再検討会議は1970年に発効したNPTの実施状況を点検するため95年から5年に1度、核軍縮の取り組みを検証する機会で、8月1~26日の日程。参院選後の国会日程なども見極めた上で出席に関し最終判断する。