瑞浪市化石博物館(岐阜県瑞浪市)は10日、ゾウに近く、水中に生息した「束柱類」の可能性がある動物の化石が見つかった市内の1800万~1700万年前の地層を緊急発掘し、新たに頭部とみられる化石が見つかったと発表した。

 背中や腰の骨の化石が5日に見つかり、周辺の岩や砂を除いたところ、頭部と下顎とみられる化石が表面に露出。重機を使い周りの岩ごと掘り出した。足や肋骨とみられる化石も確認でき、岩の中に全身骨格が残っている可能性が高いという。

 国立科学博物館の甲能直樹グループ長は「保存状態が良く、世界的な発見となるかもしれない」と話した。全長2~2・5mとみられる。