ビール大手4社が10日発表した5月のビール類販売実績は、3社が前年同月を上回った。3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限がない大型連休を迎えたことなどから、飲食店向けの業務用が好調で、市場全体では販売数量ベースで3倍超となった。ただ大人数での宴会や2次会需要の回復は鈍く、コロナ禍前の2019年5月比では4割減の水準にとどまった。

 一方、缶商品は市場全体で前年同月比4%減だった。

 ビール、発泡酒、第三のビールを合わせた販売数量で、サントリービールが14%増、サッポロビールが8%増、アサヒビールは売上金額ベースで27%増。キリンビールは1%減となった。