【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日の記者会見で、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、従来継続的に発生してきたアフリカ諸国以外の30カ国で550人以上が確認されたと明らかにした。WHOが5月29日に公表した同26日時点の集計では23カ国の257人で、感染拡大が依然続いている。WHOによると、死者は出ていない。

 テドロス氏は、サル痘が多くの国で突然確認されるようになったため「覚知されないまま感染が広がっていった時期が続いていた可能性がある」と指摘。感染例が確認された国に対し、検査対象や態勢の拡充を求めた。