ロシアのリャプコフ外務次官は1日、米国によるウクライナへの武器提供は米ロの直接衝突のリスクを高めると述べ、バイデン政権による高機動ロケット砲システム「ハイマース」の供与に強く反発した。ロシア通信が伝えた。

 リャプコフ氏は米国の狙いはロシアの戦略的壊滅だと指摘し、停戦のために何の役割も果たしていないと米側を批判。交戦が長引いてもロシアは目的達成まで軍事作戦を続けると強調した。

 ハイマースは射程約300キロのミサイルも発射可能だが、米国はロシアの反発を考慮して射程約80キロの砲弾を提供する。この決定については「形だけの自己規制」と指摘した。(共同)