2021年度の国の一般会計税収が、昨年末の補正予算段階で政府が想定した63兆8800億円を大きく上回る見込みとなったことが1日分かった。2年連続で過去最大を更新し、初めて65兆円を超える水準が視野に入る。前年度比で2割程度の伸びが続く法人税をはじめ、所得税、消費税を加えた「基幹3税」がそろって増加する公算。税収の上振れ分は、政府が参院選後の今秋にも編成する補正予算の財源に活用される見通しだ。

 今年4月末時点の21年度税収は56兆9342億円だったが、3月期決算企業の5月納入分をまだ集計できていないため、年度全体では20年度を大幅に上回る勢いだ。