自民党の安倍晋三元首相は1日、エマニュエル駐日米大使と共に東京都内の講演会に出席し、防衛費増額は日米同盟強化に向けた米国との約束だとして、実行すべきだとの考えを重ねて主張した。岸田文雄首相が5月、バイデン大統領との会談で「相当な増額」方針を示したことを挙げ「努力する姿を見せなければならない」と訴えた。

 軍備増強を進める中国を念頭に「日米同盟の強靱化は、日本やインド太平洋地域の平和と安定につながる」と指摘。「金額は非常に重要だ」と述べ、国内総生産(GDP)比で2%の防衛費を確保するべきだとの立場を改めて強調した。