沖縄県は1日、太平洋戦争末期の沖縄戦犠牲者らを中心に、戦没者の氏名を刻んだ糸満市摩文仁の石碑「平和の礎」に、新たに判明した55人の氏名を刻銘すると発表した。1人分の削除も公表した。石碑に刻まれる犠牲者の総数は24万1686人となる。

 55人のうち、県外出身者は28人。県は沖縄戦の組織的戦闘が終わったとされる6月23日の「慰霊の日」までに、刻銘を終える。

 77年前の沖縄戦では多くの民間人が戦闘に巻き込まれ、県民の4人に1人が死亡したとされる。平和の礎は戦後50年の1995年に完成。毎年、新たに判明した犠牲者の刻銘を続けている。