【香港共同】香港政府の林鄭月娥行政長官は9日、新選挙制度による8日の行政長官選で唯一の候補者、李家超前政務官(64)が当選したことを受け「『愛国者による香港統治』のための政治体制が円満に打ち立てられた」と表明、政治体制改造の完了を強調した。だが候補者1人の形式だけの選挙には「中国式選挙」との批判も。市民は「次期長官に期待していない」と口をそろえた。

 民主派排除を目的に21年に導入された香港の新制度に基づく一連の選挙は、今回で全てが実施された。

 林鄭氏と李氏は9日、面会し、その後記者会見。李氏は「香港政府が順調に選挙を成功させたことに感謝する」と述べた。