警察署の留置場に勾留中の女性にわいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐の罪に問われた、岐阜県警大垣署留置管理課元巡査長の杉山泰弘被告(32)に、岐阜地裁は9日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。

 出口博章裁判官は判決理由で、勾留中の女性と会話するうち互いに好意を抱き、性欲を満たすため4回にわたり行為に及んだと指摘。「安易で浅はか、看守者の立場を利用した大胆で破廉恥極まりない犯行だ」と非難した。

 弁護側は、被告が懲戒免職処分を受け社会的制裁を受けているとして執行猶予を求めていたが、出口裁判官は退けた。