林芳正外相は8日、訪問先の太平洋の島国パラオでウィップス大統領らと会談し、ソロモン諸島と中国が結んだ安全保障協定への懸念を共有した。パラオは台湾と外交関係を持つ国の一つで、海洋進出を強める中国をにらみ「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた連携強化を確認した。

 林氏は会談で、ソロモンと中国の協定について「地域の安全保障に大きな影響を及ぼし得る問題だ」と伝達。パラオ側も同様の認識を示し、地域の平和と安定のため関係国と緊密に連携する方針を申し合わせた。

 ロシアによるウクライナ侵攻に関し、国際社会と協調し毅然と対応する方針で一致した。