奈良市の奈良公園で今年最初のシカの赤ちゃんが生まれ、「奈良の鹿愛護会」が8日、報道陣に公開した。体長61cm、体重4600gの雌で、草の上でうずくまって報道陣を見つめていたが、時折「キュー」と愛らしい鳴き声を上げた。

 愛護会の山崎伸幸事務局長は「非常にかわいらしく、皆さんに愛されると思う」などと笑顔で話した。

 7日午後、興福寺境内の浴堂「大湯屋」の横で座っている子ジカを寺の職員が見つけた。母ジカは20mほど離れた場所におり、愛護会は親子を保護し、公園内にある「鹿苑」に移した。

 6月1~30日に鹿苑で一般公開され、7月下旬ごろ奈良公園に放たれる。