【ワシントン共同】米連邦最高裁で人工妊娠中絶の合憲性が争われた訴訟で、中絶を女性の権利と認めた1973年の判決を覆す多数派意見の草稿が流出したことを受け、コロンビア大など各大学の公衆衛生専門家らが7日までに「女性を危険にさらす」と中絶制限に警鐘を鳴らす最高裁宛ての書簡を公開した。合法的で安全な中絶の機会が失われると強調した。

 書簡は4日付。望まない妊娠をした女性が、中絶と比べて死亡リスクが14倍高い出産を強いられることになると指摘。特に黒人女性は白人女性に比べて出産時の死亡率が3倍に上るとし、非白人や貧困層で影響が深刻だと説明した。