【マニラ共同】フィリピンで9日、大統領選の投票が行われる。世論調査では、マルコス元上院議員(64)が支持率50%台で優勢。ただ、マルコス氏は約20年間も独裁体制を敷いた故マルコス元大統領の長男で、国民の一部には拒否感が強い。一方、人権派弁護士で唯一の女性候補ロブレド副大統領(57)は支持率20%台で、追い上げを図る。

 2候補は16年の副大統領選でも争いマルコス氏が僅差で敗れており、因縁の対決となる。容疑者の超法規的殺害も辞さない「麻薬戦争」を続けたドゥテルテ大統領の強権政治踏襲の是非も争点だ。

 即日開票され、早ければ9日夜に大勢が判明する可能性がある。