【北京共同】中国の武漢大日本研究センターは7日、沖縄県が15日に日本復帰50年となるのを前に両国の学者が沖縄を巡り交流するオンライン形式のシンポジウムを開いた。琉球大の上里賢一名誉教授は、米国と中国の関係緊張を受け「言葉にするのも忌まわしい『台湾有事』が叫ばれている。起こしてはいけない」と訴えた。

 今年は日中国交正常化50年でもあると指摘。「(両国は)友好協力関係の促進と発展のために力を尽くすべきだ」と呼びかけた。

 琉球大の我部政明名誉教授は、尖閣諸島を巡る日中対立や台湾有事を念頭に「沖縄県(を取り巻く環境)は緊張が高まっていく状態にある」と懸念した。