岸田文雄首相は、6月10~12日にシンガポールで開催されるアジア安全保障会議に出席する方向で調整に入った。ロシアのウクライナ侵攻や、中国が進出する東・南シナ海情勢を踏まえ、力による現状変更への反対を訴える狙いがある。今国会は6月15日が会期末で、2022年度補正予算案の審議日程などを見極め最終判断する。政府関係者が7日、明らかにした。

 首相は会議で「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力なども呼びかけたい考えだ。同会議には防衛相が出席する例が多いが、日本周辺の安全保障環境について自ら見解を述べ、各国と連携したい意向がある。