ロシアの芸術・芸能界でウクライナ侵攻に反対する声が上がり、当局が対応に躍起となっている。ボリショイ劇場では愛国心の高揚が求められる9日の対ドイツ戦勝記念日を前に、予定されていた複数の演目が差し替えられ、当局が介入したとの見方が出ている。

 ロシア通信などによると、6~8日に同劇場で予定されていたバレエ「ヌレエフ」が、古代ローマの奴隷の反乱を描いた古典的作品「スパルタクス」に差し替えられた。オペラ「ドン・パスクワーレ」も別の作品に変更された。公演直前の差し替えは異例。劇場はチケットの払い戻しに応じるとしているが、変更理由は説明していない。