北海道・知床沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)が運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)を事情聴取したことが4日、捜査関係者への取材で分かった。1管は桂田社長が安全管理を怠り、事故を引き起こしたとみて、業務上過失致死の疑いで調べている。

 同社の運航基準などでは、「運航管理者」の桂田社長は航行中は原則事務所にいて、船長と連絡を取ると定めていた。しかし当時は私用で事務所を離れ、連絡も取っていなかった。