山口大大学院の元留学生で20代のアフガニスタン人男性が4日までに、イスラム主義組織タリバンによる暫定政権樹立で母国情勢が悪化したことを受け、家族と共に山口市に避難した。同市の市民団体が支援して実現した。男性は「命の危険を感じていた。言葉にならない」と心境を語った。

 男性は国際協力機構(JICA)のプログラムで2019年春に同大学院経済学研究科を修了。アフガン帰国後に地元自治体で財務担当の幹部を務めた。昨年8月にタリバンが実権を掌握後、職を追われ、命も狙われたという。今年4月、妻と未就学の子ども4人を連れて車でパキスタンに逃れ、27日に関西空港に到着した。