【ワシントン共同】バイデン米大統領は3日、メディアに流出した人工妊娠中絶の合憲性を転換する連邦最高裁の多数派意見の初稿について「過激な判断だ」と批判し、避妊や同性婚など他の基本的な権利にも波及する恐れがあると懸念を示した。首都ワシントン近郊で記者団に語った。ワシントン中心部の最高裁前など全米各地で3日、中絶の権利擁護を求めるデモが行われた。

 最高裁は3日の声明で流出した初稿を本物だと認めた上で最終的な判断ではないと強調。ロバーツ長官は初稿流出が「最高裁の信頼を著しく傷つけた」としてリーク元の調査を命じた。