JR西日本は3日、「デゴイチ」の愛称で親しまれる蒸気機関車(SL)D51形がけん引する山口線の観光列車「SLやまぐち号」の台車に、長さ3センチ、深さ1・5センチの亀裂が見つかったと発表した。運転再開は6月中旬以降になる見込みで、それまではディーゼル機関車でけん引する。

 JR西によると、新山口駅(山口市)から津和野駅(島根県津和野町)に到着後の3日午後2時25分ごろ、車両を点検中に石炭や水を積む「炭水車」の台車で亀裂を見つけた。修理に時間がかかると判断し、折り返し運転は取りやめた。出発前に運転士が目視で車両を点検した際は、異常は確認されなかったという。