厚生労働省が31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント上昇の1・23倍で、4カ月連続で改善した。5月の大型連休に備えて人手を確保しようとした動きが影響し、求人数が求職者数を上回った。特に、新型コロナウイルス禍で大きな打撃を受けてきた宿泊や飲食業の新規求人数が大幅に増加。厚労省は「雇用情勢は全体的に回復基調にある」としている。

 総務省が同日発表した4月の完全失業率(同)も、前月比0・1ポイント低下の2・5%で、3カ月連続の改善となった。

 新規求人数を産業別で見ると、宿泊・飲食業は前年同月比49・6%増で最も増加幅が大きかった。