【ブリュッセル共同】EUは30日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナに侵攻したロシアへの追加制裁として同国産石油の輸入禁止で合意した。全面禁輸に反対するハンガリーへの妥協案として、同国などが利用するパイプラインを通じた輸入を禁輸対象から当面除外する。禁輸対象となる輸入量は全体の3分の2以上に上るが、当初の案からは後退することになった。

 EUは米英などと比べてロシア産石油への依存度が高く、エネルギー収入に頼るロシア経済にも打撃となるのは必至。石油価格の高騰など欧州経済への影響も懸念されそうだ。