熊本県は30日、輸入アサリの産地偽装問題を受けて、熊本と福岡県に制限していた熊本産アサリの出荷先を、6月11日から拡大することを決めた。独自のトレーサビリティー(生産流通履歴)制度などの偽装防止策が整ったと判断した。ただ流通の一部を担う認定工場が限られるため、当面は西日本を中心に販売される見込みだ。

 熊本県は流通過程を記録するデータベースを構築。漁協や水産業者は水揚げや入荷の日時などを登録し、砂抜き・選別などの作業は認定工場で行う。県や県漁連が流通過程で不正な取引がないかどうか監視する。

 販売は県が認証した協力店に限定する。