【ソウル共同】韓国国会は3日、検察の捜査権の大部分を剥奪するための2法案の一つ、刑事訴訟法改正案を可決した。議席の過半数を握る文在寅政権の与党「共に民主党」が野党の反発を押し切り強行採決した。もう一つの法案である検察庁法改正案も可決済みで、法整備が完了した。文大統領が閣議で公布すれば、4カ月後に施行される。

 9日に任期を終える文政権にとって、強大な捜査権を持つ検察の力をそぐ改革の総仕上げとの位置付け。検察が捜査権を持つ「六大犯罪」のうち、公職者による犯罪などへの捜査権を剥奪して警察に移す内容だ。だが韓国内では、文氏らを守るためだと、反発が高まっている。