【上海共同】中国上海市が新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を始めて28日で2カ月。市民生活や企業活動の6月中の正常化を目指す市は地下鉄など公共交通を再開し、規制の緩和をアピールしている。だが多くの住民は移動が厳しく制限されたまま。当局への不信感は根強く、上海から脱出する動きも出ている。

 中国当局によると、空港検疫などを除き、上海では26日に264人の新規感染者を確認。封鎖が始まった3月28日以降の最少で、ピークだった4月中旬の2万7千人超から大幅に減った。だが感染を抑え込めず処分されることを恐れ、下部の行政組織が独自規制を強めているようだ。