【ニューヨーク共同】中国国連代表部の報道官は25日、北朝鮮への制裁を強化する米国作成の決議案を国連安全保障理事会が26日に採決する見通しになったことを受け「米国の決議案では何の問題も解決できない」と述べ、拒否権行使を示唆した。共同通信の取材に述べた。

 安保理決議は全15理事国のうち9カ国以上が賛成し、米英仏中ロの5常任理事国が拒否権を使わなかった場合に採択される。中国とロシアはこれまでの会合でも制裁強化には一貫して慎重姿勢を示しており、採択は困難な情勢だ。

 中国とロシアは、制裁強化は北朝鮮国民の困窮を深めるだけだとして、逆に制裁緩和が必要としている。