【ソウル共同】元朝鮮女子勤労挺身隊員の女性らの勝訴が確定した三菱重工業への損害賠償請求訴訟で、韓国中部・大田地裁が、原告側が差し押さえた特許権の売却命令を新たに出したことが2日分かった。命令は4月29日付。原告側弁護士が明らかにした。

 同訴訟で地裁は昨年9月、原告2人分の特許権と商標権について売却命令を出し、三菱重工は不服として韓国最高裁に再抗告。地裁は今回、新たに別の原告女性1人分の売却命令を出した。

 日本の植民地時代に徴用などで労働を強いられたと訴える同種訴訟では、日本製鉄に対しても昨年12月に資産の売却命令が出され、日本製鉄が即時抗告している。