明治安田生命保険が、60歳以上の総合職社員を対象に、全国転勤した上で各地で指導的な役割を担う新たな人事コースを導入したことが2日、分かった。同社の定年は65歳だが、これまで60歳以上は転居を伴う異動の対象外だった。バブル期前後の大量入社世代が今後10年程度で順次定年を迎えるのを見据え、知見の継承や安定的な労働力の確保を進める狙いがある。

 永島英器社長(59)が共同通信のインタビューで明らかにした。

 永島氏は「人生100年時代にシニア層の活用は重要。仕事にやりがいがあれば単身赴任でも構わないという方もいる」と新たなコースの意義を強調した。