大手ジェネリック医薬品(後発薬)メーカーの日医工(富山市)は13日、私的整理の一種の「事業再生ADR」を申請し、受理されたと発表した。主力工場での品質不正問題で、2021年3月に富山県から業務停止命令を受け、業績が悪化。22年3月期連結決算の純損益が1048億円の赤字になったと開示した。赤字幅は前期の41億円から拡大した。

 日医工は、日本政策投資銀行やメガバンクでつくるファンドから出資を受けることで基本合意したと公表。ファンド側は最大200億円をめどに出資する意向があり、最終契約に向け協議を進める。事業は継続し、顧客や仕入れ先などに影響はないとしている。