ソフトバンクグループ(SBG)が12日発表した2022年3月期連結決算は、純損益が1兆7080億円の赤字だった。ロシアのウクライナ侵攻で投資先企業の株価が急落し、巨額損失の計上を迫られた。証券大手によると、赤字額は、不良債権処理などに伴ってみずほフィナンシャルグループが03年3月期に計上した2兆3771億円に次ぎ、日本企業で歴代2番目の大きさとなる。

 前期は、日本企業で歴代最高となる4兆9879億円の黒字だった。孫正義会長兼社長は12日に東京都内で開いた記者会見で「ロシアによるウクライナ侵攻で株価が大きく下落した影響を受けた」と指摘した。