愛知県知立市の側溝内で男性の他殺体が見つかった事件で、側溝のふたが草や土に覆われた状態だったことが12日、安城署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は遺体の発見を遅らせようとした疑いがあるとみて調べている。

 捜査本部は同日、遺体の身元を同県岡崎市の無職三浦正裕さん(29)と発表。司法解剖の結果、死因は失血だった。

 捜査本部などによると、草は現場付近で自生しているもので、抜いてかぶせたとみられる。

 遺体の上半身に着衣はなく、顔や腕など10カ所以上に刃物による刺し傷や切り傷があった。抵抗した際に付いたとみられる細かい擦り傷もあった。