福島大の陸上部監督として多くの日本代表選手を育てた川本和久(かわもと・かずひさ)さんが11日午前1時50分に死去した。64歳。膵臓がんで闘病中だった。佐賀県伊万里市出身。後日お別れの会を開く予定。

 佐賀・伊万里高から筑波大へ進み、同大学院でコーチ学を専攻。小学校の講師を経て福島大で指導者となった。米国留学でカール・ルイス(米国)を教えたトム・テレツさんに学び、独自の指導法を確立。勧誘などに制限のある国立大で強豪選手を次々と育成した。日本代表のコーチや東邦銀行の監督も務めた。

 指導された400メートル障害の久保倉里美ら女子選手は相次いで日本記録を樹立した。