東芝を除く電機大手7社の2022年3月期連結決算が11日、出そろった。日立製作所が円安の進行を追い風に売り上げを伸ばし、純利益が2年連続で過去最高を更新するなど4社が増益だった。部材調達の遅れの影響などが響いた3社は減益だった。

 日立は純利益が前期比16・3%増の5834億円。円安が売上高を3350億円押し上げたほか、米IT企業やスイスの送配電事業の買収効果もあり、2桁の増収を確保した。三菱電機は、企業のデジタル、脱炭素分野の設備投資の増加を背景に関連事業が好調で、純利益は5・4%増だった。円安は売上高を1350億円押し上げた。