生態系への影響が深刻な外来種の規制を強化する改正外来生物法が11日、参院本会議で可決、成立した。アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)対策で、新たな個体の輸入や販売、野外への放出を禁じる。強毒を持つ南米原産のヒアリは、特別な対応が必要な「要緊急対処特定外来生物」として政令で指定し、より強い規制をかけられるようにした。一部をのぞき、2023年の施行を目指す。

 改正法では、規制強化の一方で、既に広く飼育されているアメリカザリガニとアカミミガメが遺棄されるのを防ぐため、政令で定めれば、これらをペットとして飼ったり、譲渡したりすることは認める。