【ワシントン共同】米情報機関トップのヘインズ国家情報長官は10日、ウクライナに侵攻したロシアの目標は東部制圧にとどまらず、「プーチン大統領は長期戦に備えている」との分析を示した。上院軍事委員会の公聴会で語った。戦況が膠着する中、プーチン氏が戒厳令を敷くなどの大胆な手段に打って出る可能性も指摘した。

 ロシア軍はドンバス地域と呼ばれる東部ドネツク、ルガンスクの2州制圧に軸足を移した。ヘインズ氏は、ウクライナの隣国モルドバ東部の親ロ派地域まで陸続きでの支配を狙っている兆候があると説明。ドンバス制圧に成功しても「戦争が終結するかどうかは分からない」と強調した。