【北京共同】中国の国営メディアによると、習近平国家主席は10日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、ウクライナ情勢を巡り結束を強める米欧を念頭に「集団的な対抗に警戒しなければならない」と述べた。米欧をけん制した形だ。

 習氏は「欧州各国が欧州の安全保障を自分たちの手中に握ることを支持する」とし、米国の介入を排除するよう求めた。「中仏は独立自主の大国として戦略的パートナー関係を維持するべきだ」とも呼びかけた。

 原子力エネルギーや航空宇宙、人工知能(AI)などの分野で協力する意向も強調。フランスに進出する中国企業に差別的な待遇をしないよう要求した。