【ニューデリー共同】経済危機に揺れるスリランカで9日に起きた反政府デモ隊と政権支持派らによる衝突で、地元メディアによると死者は10日までに少なくとも6人、けが人は200人超に上った。マヒンダ首相が9日に辞任、弟のラジャパクサ大統領は挙国一致内閣を樹立し事態収拾を図りたい考えだが、難航している。

 6日には全土に非常事態宣言が発令され取り締まりが強化されたが、混乱が続いている。最大都市コロンボにある首相公邸には10日、反対派多数が押し寄せ、マヒンダ氏は軍の警備を受けて避難した。議会議長は同日、ラジャパクサ氏に早期の議会招集を呼びかけたが先行きは見通せない。