【キーウ共同】ウクライナ南部の港湾都市オデッサやその近郊で9日、ロシア軍によるミサイル攻撃が相次いだ。ロシア軍はドネツク州マリウポリのウクライナ側の最後の抵抗拠点、アゾフスターリ製鉄所への攻撃も再開、籠城部隊掃討への動きを強めた。東部ハリコフ州知事は10日、同州イジュムで3月に破壊された住宅のがれきの下から民間人44人の遺体が見つかったと通信アプリに投稿した。

 ロシアが完全掌握を狙う東部2州の戦況が膠着する中、国威発揚の機会だった9日の対ドイツ戦勝記念日でプーチン大統領は戦果を誇示できず、戦闘は長期化の様相を呈している。