JR東日本は10日、乗客がいる山手線の営業列車で10月ごろから2カ月程度、自動列車運転装置(ATO)の試験を実施すると発表した。2018年以降、回送列車で実験を続けてきた。28年ごろまでの導入を目指す。

 ATOは発車時にボタンを押すと加速し、駅が近づくと自動で減速して停車するシステムで、乗務員は緊急時のみ運転する。常磐線各駅停車には21年に導入済み。

 JR東によると、10月ごろからの試験はE235系2編成を使用し、山手線を計千周以上走らせ、さまざまな時間帯や天候ごとにデータを集める。23年春ごろから車両改造に着手し、28年ごろまでに実用化する。