日銀の内田真一理事は10日の参院財政金融委員会で、長期金利の上限を現在の「0・25%程度」から引き上げることについて「(長期金利が)今は上限に張り付いているので、事実上利上げするということになる。日本経済にとって好ましくない」との認識を示した。金融市場では円安の是正を目的に日銀が方針を修正するとの観測がくすぶっている。立憲民主党の熊谷裕人氏への答弁。

 米長期金利が上がり、日本の長期金利にも上昇圧力がかかっているが、日銀が国債を無制限に購入して上限内に抑えているため、日米の金利差が拡大して円安ドル高が進んでいる。