野田聖子男女共同参画担当相は10日の記者会見で、各種統計調査の性別欄について、今夏にも国としての指針を示す考えを表明した。性的少数者らへの配慮から、履歴書や申請書で性別欄の廃止、見直しの動きが広がっていることが背景。野田氏は、多様性への配慮を前提とした上で「男女別データを用いた政策立案が重要」と強調した。

 内閣府は9日、性別欄の課題に関する有識者らによる作業部会の初会合を開催。投票所入場券や公立高校の入学願書などで性別欄を廃止する動きがある現状を確認。「性別欄を一律に廃止するのではなく、目的や合理性などに応じて、整理する必要がある」との考えを示した。