西九州新幹線の9月開業に向け、鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR九州は10日、長崎県内で新車両「かもめ」を使った走行試験を始めた。新幹線かもめが営業用のレールを走行するのは初めて。11日には佐賀県内でも試験を行う。

 10日の試験では、大村車両基地(長崎県大村市)を出発したかもめが、新設された新大村駅に入線。駅のホームで地域住民ら約400人が小旗を振って出迎え、園児らは合唱で歓迎した。子どもと参加した大村市の医師福井佳恵さん(41)は「一生に一度の機会、仕事も子どもの幼稚園も休んできた。開業時にもまた見に来たい」と話した。